今年1月9日・10日の2日間に渡り日本武道館で開催されたDIR EN GREYのライヴとその裏側に密着した、ドキュメンタリー映画『劇場版 DIR EN GREY~UROBOROS~』が、5月15日(土)の公開を前に急遽、上映館数を11館から17館に増やすことを発表した。
『劇場版 DIR EN GREY~UROBOROS~』は、チケットが発売開始わずか15分で完売し、2日間で2万人を動員したことからファンの間で早くも伝説化しているライヴの模様を1月9日の公演を『UROBOROS“09”』、翌10日を『UROBOROS“10”』と題し2本の劇場作品として公開するという試みで、今後DVD化の予定は無く、劇場でしか見ることができないため、より多くの映画館での上映を望む声が多数寄せられていた。
今回のドキュメンタリーとしての映像化の話は、ツアー・ファイナル後に持ち上がったもので、企画ありきのドキュメンタリー番組にありがちな無粋なメイクドラマの意図は全く無く、ライヴの完成度や達成感から必然的に生まれ出てきた物語をマテリアルにしている。
結果、一切の妥協を排し徹底的に追求された彼らの音楽や世界観を見せるだけではなく、その過程にある、生身の人間、さらには求道者としてのDIR EN GREYの姿までを包み隠さず映し出す事に成功した。
本作はDIR EN GREYというバンドが、いかにして多くの人間を――国内のみならず海外の音楽ファンまでを心酔させているのか、その理由を垣間見ることができる興味深い作品に仕上がっている。
【公開日】
2010年5月15日(土)~5月28日(金) UROBOROS“09”
2010年5月29日(土)~6月11日(金) UROBOROS“10”
【チケット料金】
UROBOROS“09” 前売券¥2,400(税込)/当日券¥2,500(税込)
UROBOROS“10” 前売券¥2,400(税込)/当日券¥2,500(税込)
UROBOROS“09&10” 前売券¥4,800(税込)
【出演】DIR EN GREY<京 薫 Die Toshiya Shinya>
【監督】岩木勇一郎
【企画】サンクレイド、白組
【プロデューサー】 井上篤、岩木勇一郎、秋山裕司、南野修一
【音楽】DIR EN GREY
【制作プロダクション】白組
【製作】(C)2010劇場版DIR EN GREY UROBOROS製作委員会
(サンクレイド、白組、ムサシノ広告社、プレシディオ)
【配給】プレシディオ 2010年/日本/カラー/HD/各60分(予定)/DLP上映
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